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活動内容

2022/10/25

育成世代のウォーミングアップの重要性について

いつもありがとうございます。
コーチの松田です。

皆さんに質問です。
小学校・中学校のウォーミングアップはどういった内容をされてますでしょうか。

ちなみに僕の小学校時代(約30年前)は毎日DFフットワークが鬼のようにあって、
その後シャトルランがあってと中々ハードなウォーミングアップでした。。。
しかも、練習に少しでも力が入っていないようならば、最初からやり直しなんてこともザラにあって、、、
毎日毎日、顔を歪めながらやってた記憶があります。
(勿論、そのお陰で僕は小学校時代からプロになってまでDFでは誰にも負けない礎を築けたので、一概にそれがいいか悪いかで言うと難しい所かもしれませんが、楽しくはなかったですね笑)

 

★さて、本題のウォーミングアップについてですが、
現在はコーディネーショントレーニングというものが普及しております!

皆さんご存知でしょうか!?

コーディネーショントレーニングを実施する利点は以下の3点と言われております。
1.怪我をしにくくなる!
2.運動効率・トレーニング効率の上昇が見込める!
3.自分の運動領域の幅を広げる!

プロの練習などでも多く採用されており、
日々のウォーミングアップに少しずつ刺激を入れながらコンディショニングをあげたり、
怪我を予防したり、バランスや体幹を鍛えたりと様々な要素が含まれております。

上記は何十分時間を費やすものではなく、常に新しい刺激を入れる事が重要とされています。
また毎日メニューを変えながら楽しんで集中してチャレンジすることが、心と体の活性化に繋がりますので、
選手の表情や、呼吸、達成度を見ながらメニューを作っていくと良いかと思います。

○コーディネーショントレーニングで身に付く要素
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バランス(ボディバランス)
オリエンテーション(位置・空間把握)
ディファレンシング(力の違いをつける能力)
リズム(リズムを整えたり外したり)
リアクション(反応)
カップリング(複数同時に実行する能力)
アダプタビリティ(適応能力)
========================

メニューの考え方としては、出来そうで出来ないくらいの難易度を作る事です。
出来なさすぎや、出来過ぎにならないくらいの難易度で、出来る選手が増えたら難易度を上げる形です。

例えば、通常の足のグーパージャンプに腕の動きを加えたり、片足連続ジャンプで三回目はストップ3秒など、
通常のステップにバランスの要素やリズムの要素、カップリング、出来るようになればアダプタビリティと、
一つの練習でも様々な要素を含めた練習なども可能となります。
こういったコーディネーション能力を若い世代から身につけることで、その後の練習の習得率や成果といった部分にも繋がるとされていますので、是非積極的に普段の練習から実施していくべき要素かと思います!

このような感じで、練習メニューの考え方や工夫といった部分のスパイスを加えた有益な情報を
更新していきたいと思いますので、引き続きお楽しみに!

 

 

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